弓の査定ポイント

弓の銘柄、作家

弓は銘柄によって値段が変わっていき、有名な弓師が作った物は高値で取引されています。 下記は有名な弓師の一覧です。

弓の素材

弓の種類は以下の3つに分かれており、上から竹弓、カーボンファイバー弓、グラスファイバー弓の順に買取値段が高くなっています。

・竹弓

竹弓の買取相場は4万円〜5万円前後となっていますが、有名な弓師が作った物は10万円以上する物もあります。

・カーボンファイバー弓

カーボンファイバー弓は炭素繊維で作られたもので、軽量で尚且つ耐久性のある弓です。買取相場は大体2〜4万円となっています。

・グラスファイバー弓

グラスファイバー弓はガラス繊維で作られている弓で、価格はカーボンファイバー弓よりも安いながらも、耐久性に優れている弓です。 買取相場は大体1万〜2万円となっています。

弓の伸び寸

弓の伸び寸（長さ）も重要な査定ポイントとなっております。 弓は使用者の体格に合わせた弓を使うので、種類によって長さが異なります。 当然、長さが長い弓の方が値段が上がっていきます。下記は代表的な伸び寸の種類です。

弓の状態

これは弓に限った話ではありませんが、商品の状態が非常に大事です。 弓にキズや汚れ、割れがある場合は、残念ながら買取価格が下がってしまいます。 特に竹弓は笄に注意しなければなりません。笄とは竹の繊維が切れてしまう事です。

それと弓の弓力（弓を引く力）も重要な査定ポイントの1つとなっています。 例えば使用年数が10年経過した弓だと、経年劣化で大幅に弓力が落ちている可能性があります。

弓の査定に必要な情報

弓を査定に出される際は下記の情報を記載して下さい。査定がスムーズに進み、最短で取引ができます。（わかる範囲で構いません）

• ・弓の銘柄、作家
• ・弓の素材
• ・弓の長さ、引力
• ・弓の状態（笄やキズ）

矢の査定ポイント

矢の銘柄、作家

矢は銘柄によって値段が変わっていき、有名な矢師が作った物は高値で取引されています。下記は有名な矢師の一覧です。

• ・正則
• ・三郎
• ・則竹
• ・宗光
• ・宗吉
• ・菊正など

矢の素材

矢の種類も弓と同様、3つに分かれており、上から竹矢、カーボン矢、ジュラルミン矢の順で値段が高くなっています。

・竹矢

竹矢は職人の手で一つ一つ丁寧に作られているので価格は矢の中で一番高いです。竹矢の買取相場は大体2万〜3万円です。

・カーボン矢

カーボンファイバーと呼ばれる繊維素材で作られた矢で曲がりにくく、頑丈な矢です。カーボン矢の買取相場は大体1〜2万円です。

・ジュラルミン矢

アルミ素材で作られている矢で湿気に強く、大量生産が可能な矢です。矢の中では一番安く買取相場は大体5000円〜1万円です。

羽根の素材

矢の羽根は七面鳥、鷲、鷹などの鳥の羽が使われています。 一般的な羽根は七面鳥の羽が使われていますが、その一方、鷲や鷹の猛禽類の羽根は希少で価値が高く、高値で取引されています。

しかし、下記の猛禽類の羽根は「国内希少野生動植物種」に該当するので買取することはできません。

• ・オガサワラノスリ
• ・オジロワシ
• ・オオワシ
• ・カンムリワシ

矢の状態

こちらも矢に限った話ではありませんが、矢の状態が非常に大事です。 羽根がボロボロだったり、シャフトが曲がっていたり、各部が破損しているなど がある場合はやはり買取価格が下がってしまいます。

矢の査定に必要な情報

矢を査定に出される際は下記の情報を記載して下さい。査定がスムーズに進み、最短で取引ができます。（わかる範囲で構いません）

• ・矢の銘柄、作家
• ・矢の素材
• ・矢の状態（羽根、シャフトの状態など）

ゆがけの査定ポイント

ゆがけの銘柄、作家

ゆがけは銘柄によって値段が変わっていき、有名な、ゆがけ師が作った物は高値で取引されています。下記は有名なゆがけ師の一覧です。

• ・正澄
• ・正廣
• ・久則
• ・次則
• ・峰住
• ・正利など

ゆがけの素材

弓かけは鹿の革から作られており、しかも鹿一頭分で一つの弓かけしか作れません。 なので、ゆがけは、よほど状態が悪くなければ、それなりに値段が付きます。 中でも、鹿革で高級な燻革（ふすべかわ）を使用した弓かけは大変高級な物なので 高値で取引されています。

ゆがけの状態

こちらも、ゆがけに限った話ではありませんが、ゆがけの状態が非常に大事です。 ゆがけに穴が空く、溝ができる、糸が解れる、すり減っている状態だとやはり 買取価格が下がってしまいます。

それと、皮は湿気に弱いため油断するとすぐにカビが生えてきます。 今現在、売却を考えていなくても、ゆがけを良い状態に保つために定期的に洗濯をし、清潔に保ちましょう。

ゆがけの査定に必要な情報

ゆがけを査定に出される際は下記の情報を記載して下さい。査定がスムーズに進み、最短で取引ができます。（わかる範囲で構いません）

• ・ゆがけの銘柄、作家
• ・ゆがけの素材
• ・ゆがけの状態